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| ビンベットカのロック・シェルター群 |

| 遺産概要 | |
|---|---|
| 保有国 | インド |
| 世界遺産登録年 | 2003年 |
| 該当登録基準 | 文化(3)(5) 文化的景観 |
| 構成資産 |
岩絵が残る岩窟住居(ロック・シェルター)群 および文化的景観を形成する森林 |
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ビンベットカ(ビムベトカ/ビーマベトカ)のロック・シェルター群は、
デカン高原北部のビンディア山脈ふもとに位置する、
旧石器時代からの人類が暮らしていた岩窟住居群である。
砂岩がむき出しになったその岩窟には、
ここに住んでいた人々が描いた岩絵が残されており、
赤、白、黒、緑、黄など、天然の顔料を用いた色鮮やかな岩絵からは、
当時の狩猟や採集による素朴な生活の様子を伺い知ることができる。 登録範囲は18.93平方kmという広大なエリアに渡る。 チークの森に囲まれた5ヶ所の岩山には約400の岩窟群が存在しており、 それらには全部で1000近い壁画が描かれている。 古いものでは1万2000年前にも遡ることができ、 それらは人々がこの地に長くの間定住し、 生活してきたことを物語る証拠でもある。 岩絵のモチーフにされた動物はゾウやサイ、ヒョウやトラなど多岐に渡り、 当時はこの地にそれらの動物が普通に生息していたことが分かる。 また、先人が描いた絵の上に後世の人々が重ねて絵を描くことで これらの岩絵は鮮やかなまま現代まで保たれてきた。 ロック・シェルター周辺の村々では岩絵に極めて似た壁画が今でも残り、 脈々と継承されてきた伝統を見ることができる。 | |
| 旅行情報 | |
|---|---|
| 所在地 | マディア・プラデーシュ州 ビンベットカ |
| アクセス | ボーパールよりバスで1時間 |
| 必要見学時間 | 半日 |
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ビンベットカへは工業都市ボーパールから、Hoshangabad行きのバスに乗って行き、
ビンベットカで途中下車することになる。
もしくはObaiduragangi行きのバスに乗り、
ObaiduragangiからHoshangabad行きのバスに乗り換える。
ビンベットカにはバススタンドなどは無いが、
車掌にビンベットカに行きたい旨を告げておけば、ビンベットカで下ろしてくれる。
バスの通る主要道路からロック・シェルター群のある丘頂上までは、
のんびりとした畑や岩山の道を4kmほど歩くことになる。 登録範囲は極めて広大だが、一般の観光客が岩絵を見学できるのは 公園として整備されたメインの丘頂上部分のみである。 そこには全部で15の岩窟群があり、それらに描かれた岩絵を見ることができる。 その中でも圧巻はNo.4。通称ZooRockといわれるその岩窟は、 象、牛、豹、鹿の絵がまるで動物園のように一面びっしり描かれている。 他の岩窟にもそれぞれいくつかの絵が描かれているが、 高所や入り組んだ場所にあったりと、その場所が分かりづらい場合もある。 絵が見当たらない場合は、係員に聞くと丁寧に教えてくれる。 ただし係員は一人しかおらず、かつ自分に近い場所にいるとは限らないので注意。 空気の悪いボーパールとは違い、ビンベットカは畑に囲まれた静かで穏やかな丘。 丘の上から見る周囲の森や畑の風景がとても美しい。 ビンベットカでは現在も調査が行われている。 外国人観光客はほとんどおらず、ここを訪れるのはインド人の観光客ぐらいである。 インドの世界遺産にしては珍しく入場料が無いに等しく、寄付程度の金額で済む。 なお、昼は非常に暑くなるが、日を避けるものは岩窟ぐらいしかない。 水や食料は、必ずボーパールで買って持っていくこと。 まだ観光地化はされていないため、当然周囲に売店などは全く無い。 (2006年3月 訪問)
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